未経験から2ヶ月でエンジニアに!サーバ基礎編〜Linuxについて〜

はじめまして、2014年4月にファングラーに入社した新卒です。大学では法学部で法律を主に勉強して来ました。
趣味でインターネットの勉強をしていたので、「IT系の会社に入りたいなー」と思ってたところ、丁度ファングラーがインターンシップ生を募集していたので、インターンシップ制度でエンジニア研修をし、そのまま4月にファングラーへ入社しました。

知識も経験も無かった私が数カ月で学んできたことを書きためていこうと思います。
エンジニアに興味はあるけど、難しそうとちょっと抵抗感じている方は是非参考にしてください!

Webのしくみ

funglrサーバ

PCでWebサイトを見ますよね。サーバは皆さんにWebページを見せています。
このPCとサーバの関係を「クライアントサイド」「サーバサイド」と言います。

これから説明するのはサーバサイドのお話。
WebページはLAMP環境等で出来たサーバーにデータを取りに行くことで見る事ができます。
LAMP環境とはWebページを公開するのに使うソフトウェアの頭文字をとったものです。

  • L・・・Linux(OS)
  • A・・・Apache(Webサーバ)
  • M・・・MySQL(データベース)
  • P・・・P言語(プログラム言語)

今回はLinuxについてご説明します!

Linuxってなに?

Linuxってなに?

Linux(リナックス)はMicrosoft社のWindowsや、Apple社のMacOS(maxOS)と同じOS(オペレーション・システム)です。

OSを簡単に説明するとキーボード、マウスなどから入力された情報をソフトウェアに伝えたり、またソフトウェアから来た情報を画面に出力したりする、もっとも基本的なソフトウェアです。

その他にも様々なソフトウェアが動いているときに、それぞれがキチンと動くようにハードウェアのリソースを上手に分配する役割を持っています。

Linuxは1991年にフィンランドの大学院生のLinus Torvaldsさんが開発しました。
すごいですね。

携帯電話やデジタル家電などにも制御用として普及しているそうです。
みなさんが使っているスマートフォンのAndroidもベースはLinuxなんだそうです。
意外と身近な存在ですね。

Linuxの特徴はOSS(オープンソースソフトウェア)という事。
オープンソースというのは料理のレシピを公開するように、開発ソースコードが公開されている事です。
これにより誰でも自由に修正・カスタマイズできるので様々な派生が生まれます。

他のOSと比べて、低スペックのコンピュータでもサクサクに動き、セキュリティーに優れ、安定しているという特徴があります。

Linuxってどんな感じ?

サーバー用に使うLinuxは通常Windowsのようなデスクトップを使いません。
では、どのように使うかと言うと、画面に文字だけを入力して行きます。

画面でテキストを入力するだけの使い方をCUI(キャラクタ・ユーザー・インターフェイス)と言います。
WindowsやMacのようなデスクトップで直感的な操作をする使い方ををGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)と言います。

GUIとCUIの違い

CUIの場合、コマンドを入力してOSに指示を出します。この時大事なのが「ディレクトリ」の階層構造の概念を理解する事です。
ディレクトリの構造を理解していないとほとんど何もできません。

ディレクトリとは?

ディレクトリというのはつまりフォルダです。名前が違うだけで同じと考えて大丈夫です。
要するに中に何か入れる箱のようなものです。

ディレクトリについて

パーソナルコンピュータが生まれる前のコンピュータではディレクトリという呼び名を使っていました。
それを一般的にわかりやすくしようとしてできた呼び名がフォルダです。
英語圏の人からすると書類(ファイル)を入れておくもののイメージがフォルダだったんでしょうね。
フォルダのアイコンが黄色いのも昔の紙が黄色だったからかもしれないですね。

ディレクトリの階層構造っていうのはディレクトリの場所が決まっていて、樹の根っこのようにてっぺんから枝分かれしている構造のことです。
Linuxではこのディレクトリを移動しながら作業するんですね。なのでどこにどのディレクトリがあるか把握していないといけません。
勉強あるのみですね!

非常におおざっぱな説明ですがLinuxはこんな感じです。
実際に触って見るとサーバの作業は楽しいですよ!

以上、新卒によるLinuxの説明でしたー。